はじめに

「50代の私が気づいた、“これってDXだったんだ”という話」

正直、最初は何を書いたらいいかわからず、
一年前、1記事だけでブログが止まっていました。。。

でもある日ふと気づいたんです。
「私が普段やっていた“PC仕事でのちょっと便利な工夫”が、
実は“DX”と呼ばれるものだったんだ」と。

 

初めて手にしたワープロに心を奪われた日


高校生の時に父が取引先との関係で、
ワープロを買ってくれました。
初めて我が家にデジタル機器がやってきました!!
(多分「◯豪」だったと思う。。。)
今でもあの箱を開ける瞬間のドキドキは覚えています。

小さな画面に自分が打った文字が映し出されて、
紙を入れると忠実に印刷できるという
今では当たり前の機械を使っている
自分が少し偉くなったような感覚を覚えました。

でも無駄に印刷を繰り返えしてインクリボンを使いすぎて、、、
インクリボンを裏返してセットしてスカスカの文字で
試し打ち用に利用していた記憶があります
(わかる人いますか???笑)。

ただただ必死にかな文字入力で教科書の様に
文書を作るだけなのに、なんだかワクワクしました。
しかも当時はローマ字入力のほうが楽ということが
わかっていませんでした。

逆にすごいぞ自分笑。

今思えば、あの時デジタル機器の魅力に
心を奪われていたのかもしれません。

でもそれは単なる”趣味””好き”だけだと思っていました。

 

Windows98、ネットとの出会い

就職後はワープロからWindows98へ移行しました。

仕事で使うPCと同じ環境を家でも実現できた時は
嬉しくて嬉しくて、ダイヤルアップ接続
インターネット利用だったけれども、
小さな文字だけの世界が一気に“音と動きのある情報空間”へ
変わったことへの衝撃を受けました。

「ピーヒョロヒョロロロ…ジーーーーー」

って鳴ってからネットに接続笑、
でもあのつながるまでの時間が
情報空間への入口の様でドキドキワクワクしたものでした。

そして私がネットに夢中になったきっかけは、
当時流行っていた日記サイト

『日記猿人』

今で言うブログの先祖みたいな存在で、
毎晩ゴシップ系の面白い日記を読むのが日課でした。

知らずに楽しんでいたことが、
実は今の自分の土台になっているんだと思います。

この「楽しい!」を原体験として持っている私は

立派な「ネイティブ中年DX女子」です笑。

 

周囲との違いに気づいた瞬間、自分なりの「DX」


自分よりもPCが得意な人の
キーボード操作の手元を見ることが好きだった。

そんなショートカットキーあるの!?そんな機能あるの!?

と心のなかで驚いて、即座に真似をする。

そんな小さな積み重ねがいつの日か、
他の事務員さんから「どうやってそれやったの?」
と聞かれるような立場に。

ただ好きで何気なくやっていた、
ちょっとしたPC操作や資料作成が、
実は業務効率を上げていたと気づき始めました。

「大げさなシステム導入だけがDXじゃない。」

「アナログな業務を少しでも楽にしたい」

という気持ちこそDXの本質なのでは???
と思い始めたのでした。

 

決意


「これなら発信できるかもしれない」

私のような“普通の事務員”でも、

“ITが少し好き”だった過去が、“今のDX”につながっていた。

この気づきをきっかけに、ブログを始めてみようと思いました。

 

最後に一言


「50代からの身近なDX」

大きなことじゃなくてもいい。
読んだ人が「これ、やってみようかな」
と思えるような、そんな小さな工夫を綴っていきたいと思います。