Teamsの入口には複数あるのをご存知ですか?

  • デスクトップアプリ版
  • Web版
  • PWA版

※どの入口からでも、個人用アカウント(@outlook.com等)と
会社用アカウント(@会社ドメイン)の切り替えが可能です。

この入口が複数あることで、

  • 同じ通知が同時に2通来る
  • 自分が思っているTeamsとは違う入口のTeamsを使っていた
  • 会社のIT担当者に「デスクトップアプリ版を使ってください」
    と言われてもどれがデスクトップアプリ版かわからない

という混乱が起こります。

この記事では

  • 会社で使うべきTeamsはどれか
  • 3つの入口とその違い
  • 同じ通知が同時に2通くる理由と解決方法
  • 複数の入口が共存している理由(IT過渡期の背景)

について説明していきます。

結論:会社で使うなら「Teams(会社配布のデスクトップアプリ版)」一択

会社で業務に使うなら、

迷わずデスクトップアプリ版を選びましょう。

理由は会社で利用する用途と環境において最適な入口だからです。

他のTeamsは何者?3種類の“入口”を整理

それでは、3種類の入口を順番に見ていきましょう。

それぞれの違いと使い分けを理解すれば、混乱は解消されます

① デスクトップアプリ版=会社利用で最適Teamsアプリ【本命】

特徴
  • 高機能(すべての機能が使える)
  • 専用のインストーラーで配布
  • 会社のIT部門が配布・推奨する正式アプリ
  • Web技術ベースの新設計(見た目はアプリ、中身はWeb)

👉 会社で使うなら基本これ。これだけ使えばOK👌

∞はちひこ∞
∞はちひこ∞
2024年8月の仕様変更で、Microsoft Teams は個人・仕事・学校アカウントを 1 つのデスクトップアプリに統合されました。これにより、従来の「Teams(free/personal)」と「Teams(work or school)」という別のアプリを使い分けず、同じ Teams アプリの右上プロフィールから、個人・会社(学校)アカウントを切り替えて利用できます。

② Web版=ブラウザで直接利用、ブラウザで開くTeams

特徴
  • ブラウザ(Google Chrome、Microsoft Edge など)から
     https://teams.microsoft.com にアクセス
  • Edgeであればアプリランチャーからアクセス
  • インストール不要、どこでも使える
  • 一部機能に制限あり(画面共有の制限など)

こんな時に使う:

  • 出先のPCや自宅PCから一時的にアクセスしたい時
  • 会社PCにアプリをインストールできない時
  • 他人のPCを借りた時

デスクトップ版と同時に開くと二重通知の原因になります

③ Teams(PWA版)=ブラウザから作るアプリ風Teams

特徴
  • ブラウザ(Microsoft Edge など)の「アプリとしてインストール」機能で作成
  • 実体はWeb版だが、アプリのように振る舞う
  • 見た目はデスクトップ版とほぼ同じ
  • 軽量でPC負荷を抑えたい時に便利

こんな時に使われる:

  • 会社のセキュリティポリシーで通常のデスクトップアプリ版のインストールが
    制限されている時
  • IT部門がPWA版を代替手段として推奨している時

デスクトップ版との見分けがつきにくく、二重通知の原因になりやすい入口

④【図解】デスクトップアプリとPWA版の違い

同じ通知が同時に二通来る理由

入口が違うTeamsを同時に使っている

複数の入口を同時に開いていると、それぞれが独立して通知を送るため、

同じメッセージに対して何度も通知が来ます。

よくあるケース:

  • ①デスクトップアプリ版 + ③PWA版
  • ①デスクトップアプリ版 + ②Web版
  • ②Web版 + ③PWA版
  • ①デスクトップアプリ版 + ②Web版 + ③PWA版

👉 同時に開くと通知が重複するということです。

なぜ入口が違うTeamsを同時に動かしてしまうのか?

気づかないうちに複数起動してしまう理由は、主に2つあります。

✅️理由1:見た目のアイコンが酷似していて気づかない

  • タスクバーに並ぶアイコンがほぼ同じ
  • どれを開いたか覚えていない
  • 「Teamsを開く」つもりで別の入口を開いてしまう

✅️理由2:ブラウザ接続と同時に勝手にWeb版やPWA版が起動してしまう

  • ブラウザで作業中にリンクからTeamsが開く
  • PWA版をインストールしたことを忘れている
  • ブックマークから開く習慣がある

不要な入口を整理する3ステップ

二重通知を止めるには、使う入口を1つに絞ることが最も確実です。

二重通知を止める3ステップ
  • IT部門が推奨するデスクトップ版を確認
  • それ以外は削除またはログアウト
  • Web版を開きっぱなしにしない
  • ブックマークから直接開く習慣もやめる
  • スタートメニューから「Teams」を右クリック → アンインストール
  • ブラウザの「アプリ」設定から削除

見た目はアプリ、中身はWebという新しい流れ

ここで少し視点を変えて、
「なぜこんな複雑なことになっているのか?」を理解しましょう。

実は、今のTeamsデスクトップアプリは
「見た目はアプリ、中身はWeb」という新しい設計になっています。

これはTeamsだけでなく、多くの業務アプリが採用している流れです。

👇️【図表】ネイティブアプリ→Webアプリ→融合型アプリへの比較

アプリの比較 特徴
ネイティブアプリ
(昔のアプリ)
・OSと直接接続型
・高速だが、WindowsとMacで別々に開発が必要
・更新のたびにユーザーが手動インストール
Webアプリ ・ブラウザだけで動く
・サーバー側で更新すれば、世界中で同時にアップデート
・ただしブラウザの制約を受ける

Web技術+アプリの融合
(今の主流)

・中身はWeb技術で作る
・外見はアプリの見た目で配布
【メリット】
・Windows/Mac共通開発
・サイレント更新(ユーザーが意識せずに最新版になる)
・UI/UX自由度が向上する
【デメリット】
・インターネット接続が必須
・オフラインでは基本的に使用不可
・ネイティブアプリに比べて動作がやや重い場合もある
👉 これはTeamsだけでなく、多くの現代の業務アプリに共通する特徴です。

👇️この記事ではMicrosoftのアプリの変遷について書いています。

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IT過渡期を生き抜く「変化に強い事務員」へ

なぜ複数の入口が共存しているのか

複数の入口が存在する背景には、IT業界全体の大きな変化があります。

  • SaaS化・クラウド中心設計への移行期間
  • 旧来のネイティブアプリ → Web技術ベースへの移行
  • 開発効率化の追求
  • ユーザーの環境が多様(自宅、会社、モバイルなど)

 👉️過渡期だからこそ、複数の入口が一時的に共存しているのです

混乱は一時的。本質を理解すれば怖くない

今の混乱は、テクノロジーの進化過程で起きている一時的なものです。

テクノロジー進化の本質とは?

  • 「ソフトを操作する」→「Webにログインする」感覚へ
  • 「インストール」→「どこでもアクセス」「自動アップデート」へ
  • 「どれが正解」ではなく「どれが最適」の追求

👉️ 道具は変わる。でも、仕事の本質は変わらないのです

常に更新される道具とともに、私たち事務員の知識もアップデートしていくこと

それがDXへの近道だと思います。

ITは難しいものではなく、仕組みを知れば「なるほど」に変わります。
これからも現場目線で“通訳系DX”を続けていきたいと思います。

「DX」の正体は、ただの「工夫」だった。50代事務職がワープロ時代から続けてきた業務改善の原点ワープロに心を奪われた学生時代。あのときの「これ便利!」という好奇心こそが、今のDXの原点でした。難しく考えがちなDXを、「日々の仕事をラクにする工夫」として捉え直した、50代事務職の気づきの記録。...

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